空き家管理

空き家に関する現状
日本国内の空き家は年々増加傾向にあり、空き家の総数はこの20年で1.5倍に増加したと国土交通省により発表されました。
これは人口減少や高齢化、都市部への人口集中などが原因とされており、空き家(になってしまった家)の取得方法の約5割が相続によるもので、そのうちの3割の所有者が遠隔地に居住しているようです。
また新潟県も例外ではなく、住宅の中での空き家の割合が全国平均が5.6%に対し、新潟県は6.5%と平均以上の数値となっているようです。
ただ地方の住宅や別荘地に限らず、都市部でも空き家の増加が問題となっており、適切な管理が求められています。
空き家をそのまま放置しておくと、地域の景観や治安に悪影響を及ぼすこともあり、早期に対策を講じることが重要です。

空き家を放置しておくことで発生する問題やリスク
空き家を管理せず放置しておくと、様々なリスクが生じます。
具体的には以下のような問題があります。
- 老朽化による倒壊リスク
空き家の屋根や外壁が老朽化すると、倒壊や瓦の落下といった危険が増します。 - 防犯上のリスク
管理されていない空き家は、放火や不法侵入、ゴミの不法投棄などのリスクが高まります。 - 景観の悪化
手入れがされていない敷地や庭は雑草やゴミが目立つようになり、地域全体の景観や不動産価値に悪影響を与えます。 - 固定資産税の優遇措置解除
管理不足の空き家は、特定空き家に指定されると固定資産税の優遇措置が解除され、税額が増加する可能性があります。
このように、空き家の放置にはさまざまなリスクが伴いますが、適切な管理を行うことで、これらのリスクを軽減することができます。
空き家管理サービスについて
当社の空き家管理サービスでは、お客様のご要望に合わせたサポートを提供しています。
具体的なサービス内容は以下の通りです。
建物外観と敷地の目視点検
定期的に建物の外観や敷地を巡回し、外壁や屋根、庭の状態を確認いたします。
小さな変化を早期に発見し、大規模な修繕が必要になる前に対策を講じることが可能です。
敷地内の清掃や管理
敷地内の落ち葉やゴミ、雑草などを定期的に清掃し、外観を保つだけでなく防犯対策としても有効です。
ご近所の方々への安心にもつながります。
住戸内の管理・通風・封水
室内のカビや悪臭を防ぐため、定期的な換気(通風)や、封水管理(排水口の水を適切に管理する)を行います。
これにより、水回りの劣化を防ぎ、建物の資産価値を維持することが可能です。
お客様の状況やご都合に合わせ、サービス内容は柔軟に対応いたします。
定期点検の頻度やサービス内容の詳細については、ぜひご相談ください。